感染リスクが高まる場面(大学生編)
発熱や咳などの症状があるときは登校しないこと、必要に応じて医療機関を受診することは、すでに実行していることでしょう。
でも……
- 新型コロナ感染症は、症状がでる2日前から、人に感染させるリスクがある。
- 感染しても全く症状が出ない人もいる。
- 特に20歳前後の人は無症状で、感染したという自覚がないまま他の人に感染させている例が多いといわれている。
そこで今一度、感染リスクが高まる場面について確認してみましょう!
場面① 打ち上げ、懇親会
飲み会控えて学業専念 節度ある行動!
「課題レポートを提出した!」「試験が終わった!」ホッと一息、久しぶりに同級生に会った、バイト先で歓迎会を企画してくれたなど、機会は多い。
●気分が高揚、さらにお酒も入ると注意力散漫になる
●半個室などの区切られた狭い空間は、感染リスクが高まる
●お酒やジュースなどの回しのみや箸などの共有もやりがち
場面② 複数人数、長時間の飲食
少人数 短時間 会話は食べ終わってマスクをつけて
教室でも学食でも私語はダメ、久しぶりに友だちと再会しても終わったら速やかに帰宅
「メールじゃできない話もあるんだ!」
「そうだ、学校の帰りにお茶しよう」
●長時間に及ぶ飲食は、短時間の食事に比べて感染リスクが高まる
●例えば5人以上の飲食では、大声になり、飛沫もとびやすい
場面③ マスクなしでの会話
改めてマスクは重要 (フェースシールドやマウスガードのみでは感染予防の効果が低い)
マスクを外す状況での会話は要注意!
●カラオケで歌う
カラオケボックスならマスクなしでも大丈夫と勘違い
●車やバスなどで移動のとき
限られたメンバーだからマスクなしでも良いと思った
●ペットボトルの飲み物を、飲みながら会話
場面④ 狭い空間での共同生活
会話するなら 換気に気を付け マスクもつけて
学生寮など、狭い空間で一緒に長時間過ごすことでの感染が報告
●友だちのアパートの部屋に勉強するために集まり、いつの間にかワイワイガヤガヤ
●トイレや更衣室などで、ついついお喋り
場面⑤ 居場所の切り替わり
変わり目注意 油断大敵!
教室から廊下、食事室、更衣室、学校が終わって外に出たなど、
居場所が切り替わるときは気のゆるみや環境の変化で感染リスクが高まる