タイ、シンガポールで「アジア共同体論」の海外研修を実施しました。
Nakano

中野キャンパス

2020.03.03

タイ、シンガポールで「アジア共同体論」の海外研修を実施しました。

中野キャンパス「アジア共同体論」(担当教員:現代ライフ学部 須藤 繁 教授)の海外研修が、2月9日(日)~16日(日)の日程でタイとシンガポールで行われました。本年度は現代ライフ学部 経営マネージメント学科から8名、同学部 観光経営学科から6名の計14名の学生が参加しました。その内訳は3年次 2名、2年次 12名、男子6名、女子8名で、経営マネージメント学科の須藤 繁 教授が引率しました。

この科目は、一般財団法人ユーラシア財団(佐藤 洋治 理事長)の「アジア共同体講座開設助成」からの支援を受けており、本学においては「アジア共同体の創成に向けて」というテーマのもと、学内外講師によるオムニバス形式の15回の講義に加え、今回実施した海外研修、及び学生と教員の発表によるシンポジウムにより構成されています。

オムニバス形式の講義は、本学教員6名(須藤 教授のほか現代ライフ学部 経営マネージメント学科 内野 雅一 教授、同学部 人間文化学科 江田 仁 教授、新村 恵美 准教授、前田 ニコラス 講師、同学部 観光経営学科 一柳 峻夫 准教授)と学外講師8名が担当するという、本学でもユニークな科目です。海外研修ではタイとシンガポールの2か国を訪問、タイではジェトロ・バンコクでのレクチャーと討議、バンコク市内見学、アユタヤ訪問、シンガポールではジェトロ・シンガポールでのレクチャーと討議、国立博物館訪問など市内見学のほか、2チームに分かれて自分たちの関心のある場所を訪れるなど、盛り沢山の日程を消化しました。

7泊8日の日程で所期の目的を達し、研修の終了時には全員が海外に出て知見を広げることの大切さと面白さを感じることができました。

研修後は成果の取りまとめ作業を行い、その結果を4月7日(火)シンポジウムの形で発表する予定です。また、同発表は、引き続き内容を深化し、11月14日(土)・15日(日)に中野キャンパス 学園祭(四季祭)と合わせて開催予定の「アジアの多様性を考えるシンポジウム」における報告につなげて行きたいと考えています。

主なスケジュール

研修前 

渡航先の情報収集、研究テーマに関する事前学習、人間文化学科Goodier Jason講師による語学指導 

2月9日(日) 

羽田空港発 バンコク着 ホテル周辺見学 

2月10日(月) 

アユタヤ訪問、日本人町博物館見学  

2月11日(火) 

ジェトロ・バンコク訪問 市内見学 

2月12日(水) 

シンガポールへ移動 市内見学 

2月13日(木) 

ジェトロ・シンガポール訪問、市内見学、ナイトサファリ 

2月14日(金) 

2チームに分かれ、セントーサ島、ジュロン工業団地を訪問 

2月15日(土) 

国立博物館、市内見学、シンガポール発 バンコク経由 機内泊  

2月16日(日) 

羽田空港着 

研修後 

シンポジウムでの発表準備、とりまとめ作業、4月7日発表  

 

研修の様子

4月7日(火)成果発表会ポスター